★派遣スタッフの残業代やボーナス事情について★

2018.12.25


派遣スタッフとして働く一番のメリットは、働く時間が決まっているので残業などがほとんどないこと、自分の希望する職種や勤務条件が合うところに就けること、時給が良いことでしょう。

しかし、ほとんどの派遣会社では派遣スタッフに対してボーナスは支給されませんので、派遣で働いているとボーナスの時期には寂しく感じることもあるでしょう。これは北九州に限ったことではありません。

最近では長期間継続して働いている勤務者にはミニボーナスや報奨金を支給している派遣会社もあるようです。なぜ派遣スタッフはボーナスが支給されないところが多いのでしょうか。実は、労働基準法では、派遣スタッフに対しての賞与支払については義務と定めていないのです。ですから派遣スタッフにはボーナスが支給されないのです。

残業をしたときの時間外手当や割増賃金の支払は義務付けられています。したがって、派遣スタッフが残業をした場合は派遣会社はその分の賃金を支払う義務があり、残業代や割増賃金はきちんと支給されます。労働基準法で定められた法定労働時間の上限は、使用者は休憩時間を除き1週においては原則40時間、1日については8時間となっていますのでこれを超えた場合には残業代が発生します。

所定労働時間とは法定労働時間の範囲内で使用者が決められる労働者の労働時間のことで、派遣スタッフの労働条件は雇用契約書、就業条件明示書などで個別に決められています。

ちなみに、就業規則とは労働者の賃金、就業時間、休日などの労働条件や社内の風紀や秩序などの服務規律等を定めた規則なのですが、派遣で働くときには派遣会社の就業規則が適用されることになります。

次に割り増しになる基準ですが、割増賃金の支払い義務があるのは、法定労働時間を超えて働いた時点からとなっています。つまり、1日でいえば8時間、週では40時間を超えて働いた以降から割増賃金として計算されます。例えば、就業時間が9:00~17:00の場合、休憩60分を除く7時間が1日の所定労働時間となります。

仮に1時間残業をしたとしても法定労働時間の8時間を超えないので派遣会社に割増賃金の支払い義務はないということになります。ですからこの場合は、1時間の時給が残業代としてプラスされることになります。

派遣会社によっては所定の労働時間を超えた所から割増の計算してくれるところもあるようですが、北九州にある多くの派遣会社は労働基準法に基づいて法定労働時間を超えた所から割り増しの残業手当を支払っているようです。

派遣スタッフとして働く以上ボーナスは期待できませんが、残業や時間外の勤務についてはきちんと労働基準法で定められていますので気になる方は派遣会社の方に確認するか雇用契約書などを確認してみるといいでしょう。

プロフィール

豆乳伯爵

豆乳伯爵

新卒入社の会社では上手くいかず、自分のやりたいことでもなかったのでもともと興味のあったプログラマーを目指し今は派遣社員としてIT企業で修行中です。

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